MENU

4年間続いた夫の不倫を知った日、私の世界は音を立てて崩れた

目次

夫の不倫が発覚した瞬間

子どもたちの世話で毎日が目まぐるしく過ぎる中、私は夫婦の会話が少なくなっていることに、少しずつ不安を感じ始めていました。

最初の違和感は、小さな嘘や態度の変化から。

最初は「忙しいのかな」と思い込もうとしました。

しかしある日、携帯や行動から夫の不倫の事実を知った瞬間、全身の力が抜けるような衝撃が走りました。

頭が真っ白になり、言葉も出ません。

目の前の現実を受け止められず、涙が止まらない。

心の中で何度も「どうして…」と問いかけましたが、答えは返ってきません。


この瞬間、私の世界は止まり、日常が崩れてしまった感覚に陥りました。


再構築に向けた試みと希望

衝撃を受けた後も、私は家族のために立ち上がろうと決意しました。

子どもたちは待ってくれませんし、生活は止まらない。

だから、心を整理し、夫と向き合うために何度も話し合いを重ねました。

「家族を守りたい」「子どもたちの未来を壊したくない」
その一心で、自分の気持ちを押し殺し、夫との関係を少しずつ修復しようとしました。

時間はかかりましたが、会話が増え、触れ合う機会も戻り始め、再び少しずつ「大丈夫かもしれない」と思える日々が訪れました。

まさに希望の光が差し込んだように感じたその瞬間まで、私は未来を信じていました。


再び発覚した不倫、そして失望

しかし、希望の光は長くは続きませんでした。
再び、不倫が発覚したのです。しかも、約4年間も続いていた関係だったことを知りました。

心の奥で何かが崩れ落ち、涙と怒りが入り混じり、自分の努力や信じた時間が無意味だったのではないかと思わずにはいられません。
「どうして私ではだめだったのか」「なぜ信じたのに裏切られるのか」
答えのない問いが頭の中をぐるぐると巡り、ただ胸が張り裂けるように痛みました。

再構築は順調だと思っていたので、この裏切りの衝撃は言葉にできないほど大きく、孤独感と絶望に押しつぶされそうになりました。


それでも立ち上がる決意

それでも、私は立ち上がらなければなりませんでした。
子どもたちの生活は待ってくれません。母親として、彼らのために強くならなければならない。
そして何より、自分の人生を取り戻すためにも、ここで止まるわけにはいかないと感じました。

涙のまま前を向く日、心の弱さを受け入れる日、小さな喜びを見つける日。
その積み重ねで、少しずつ心に光が差し込み、「自分の人生は自分で開いていける」という実感が生まれてきました。
悲しみや怒りを抱えながらも、立ち上がる選択をしたこと。それが、私にとって最初の一歩でした。

そして、子どもたちのことだけでなく、崩壊寸前の自分自身を立て直すことに、私は全力を注ぎました。
自分の心の回復を最優先にすることで、少しずつ日常が安定し、前に進む力が生まれてきたのです。


メッセージ

もしあなたが今、同じように心が痛む状況にいるなら、知ってほしいことがあります。

子どもたちのことはもちろん大切に考えました。

でもそれ以上に、崩れかけた自分自身を取り戻すこと、心を癒すこと、立て直すことに時間と気持ちを使いました。

自分を大切にすることは、決してわがままではありません。

むしろ、それがあって初めて子どもにも安定した愛情を注ぐことができるのです。

裏切られたのはあなたのせいではありません。

涙を流しても、立ち止まっても、それは弱さではなく“生きている証”です。

小さな一歩でも前に進むことで、心は確実に軽くなります。

このサイトでは、私の経験をもとに、心を整理するヒントや実際の手続き、立ち直るための考え方をお届けしています。

あなたが自分の人生を取り戻す一歩を踏み出すための、安心できる場所になれれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次